松永先生

 

松永幸大 教授

東京理科大学理工学部応用生物科学科 松永研究室

 

 

Q1. ソフトウェア導入のきっかけを教えてください。

A1. 共焦点レーザー顕微鏡により取得した光学切片を使って3次元像を再構築した時に、3次元像内に散在するシグナルの距離を測定する必要が生じました。手動による測定では時間が膨大にかかり、従来のソフトウェアでは対応できません。そこで研究者の細かいニーズにも対応していただける御社にプラグインの設計をお願いして導入しました。エルピクセル社技術アドバイザーの朽名博士が親身に相談に乗ってくださり、我々のニーズにベストマッチのプラグインLP-StackLineを作成していただきました。

Q2. 導入されて如何でしょうか?

A2. LP-StackLineを用いることで、細胞核内に散らばったシグナルの2点間の距離を自動的に、かつ正確に定量できるようになりました。研究データを短時間で出せるようになり、考察できる内容も増えました。おかげさまで、LP-StackLineを使用して解析したデータを基に、論文出版することができました。

Q3. 先生の研究内容をごく簡単にご紹介いただけますでしょうか?

A3. 当研究室では細胞核内構造やクロマチン動態の研究をしています。特に、クロマチンを直接ライブイメージングして動態解析を行っています。従来の蛍光in situ hybridization法ではわからなかったクロマチン動態メカニズムを明らかにしたいと研究しています。

Q4. 導入したソフトウェアは、その研究にどのように役立つことが期待されますでしょうか?

A4. 環境刺激後のクロマチン動態を時系列で解析する際には、膨大な3次元再構築像を定量解析することが必要になります。その際、LP-StackLineは非常に活躍する解析ツールになると期待しています。細胞核に限らず3次元空間におけるシグナルの距離を測定することができますので、他の細胞生物学の解析ツールにも活用したいと考えています。