代表メッセージ

Innovation through AI and life sciences

AI × ライフサイエンスでイノベーションを

代表取締役社長 CEO
鎌田 富久
Tomihisa Kamada

22世紀に向けて、テクノロジーで大きな社会課題を解決して、豊かな社会を実現することが期待されています。私たちは、ソフトウェア・テクノロジー、特にあらゆる分野でイノベーションの原動力となっているAI(人工知能)と、ライフサイエンス(生命科学)の知見を融合することで、医療・ヘルスケアの分野に革新をもたらし、人々の健康に貢献して行きたいと考えています。

当社は、AI技術を画像診断に応用し、プログラム医療機器(ソフトウェア)として製品化しています。病院などに提供して医師の読影をサポートし、がんなどの病気の早期発見を支援しています。日本の高度な医療は世界的にも競争力があり、健康診断や人間ドックなども含め、大量の医療画像を扱っています。こうした医療データを活用してAIを実用化することで、医師の負担を軽減するとともに、医療の質の向上、医療費の削減、医療の地域格差の解消に貢献することを目指しています。さらには、日本の高度な医療をAIという形でグローバルに展開して行きます。

また、新薬開発の分野においても、AIの活用を進めています。膨大な量のデータ解析をAIが行うことで、新薬候補物質の探索や安全性の試験、薬効評価などを効率的に行うことが可能になり、従来よりも短期間で医薬品を開発できるシステムの構築を目指しています。さらに、AIによる外科手術の支援や手術ロボットへの応用、術後経過やリハビリの支援も考えられます。当社は、このように病気の診断から治療、手術といった幅広い領域でAIの応用を進め、「医療のあらゆる分野にAI」を実現し、医療の未来を実現して行きます。

私たちは、さまざまなパートナーと協力しながら、さらなる先端技術の研究開発に挑戦し、社会実装を推進して行きます。世界共通の課題である医療において、テクノロジーによって世界中の人々の健康な生活に貢献し、世界をより良くしていきたいと考えています。