2021/02/01
- お知らせ
第一三共株式会社代表取締役社長兼CEO 眞鍋淳 氏の講演にて エルピクセルのAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」と AI創薬技術「IMACEL(イマセル)」が紹介されました
2021年1月28日・29日「第37回毒性病理学会総会及び学術集会」における第一三共株式会社代表取締役社長兼CEO 眞鍋淳 氏の講演にて、エルピクセルのAI画像診断支援技術「EIRL」とAIを活用した抗がん剤探索の取り組みについて紹介されました。第一三共グループと共同で進めるAIを活用した抗がん剤探索の取り組みについては、エルピクセルが開発した「Phenotypic Screening(形態スクリーニング)」技術が活用されています。
【AI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」について】
「EIRL(エイル)」は、AI(人工知能)を活用した医療画像診断支援技術です。高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業は膨大化しています。AIを活用した独自のアルゴリズムによって脳MRI、胸部X線などの医療画像情報を解析し、医師のサポートを行うことで、効率的で正確な診断が出来る環境の提供を目指します。
EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/
【AI創薬支援技術「IMACEL(イマセル)」について】
近年、製薬企業様の創薬開発におけるAI(人工知能)の利活用が進んでいます。創薬プロセスにおいてAIを利活用することにより、人の認識と同等の性能や定量評価及び、人力では困難な量の作業の実行による効果測定の精緻化を可能にします。これまでアステラス製薬様、武田薬品工業様など大手製薬企業と研究実績を積み重ねてまいりました。創薬の各プロセスにおける課題について、エルピクセルが誇る専門家集団が、実験デザインからAI学習に最適なデータ取得・収集方法をご提案し、一気通貫でサポートいたします。
IMACELプロダクトサイト:https://imacel.net
<一般的な創薬プロセスとその課題>
【Phenotypic Screening(形態スクリーニング)について】
「Phenotypic Screening(形態スクリーニング)」は、エルピクセルが開発した細胞形態を元にしたAI(人工知能)スクリーニング手法です。新薬のシードとなるリード化合物の探索において、化合物を投与した細胞への影響を見る場合、人間の目では300個〜500個の形態変化を確認するのが通常です。本スクリーニング手法を用いることで、数に依存せずに細胞の集団全体における形態変化のトレンドを見ることができ、かつ、その変化を定量的に評価することができます。これにより、従来は評価できなかった薬剤効果をとらえ、比較的副作用が少ないなど、革新的な新薬開発につながることが期待されます。
【エルピクセル株式会社について】
エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持ち、医療・製薬・農業分野において、AI(人工知能)を活用した高精度のソフトウエアを開発してまいりました。AI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、創薬を支援するAI画像解析ソリューション「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。
【本件に関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 広報担当
TEL:03-6259-1713 Email:pr@lpixel.net