2026/07/14
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「日本薬学会第146年会」における第一三共株式会社との共同研究成果発表のお知らせ

2026年3月26日〜3月29日に関西大学 千里山キャンパスで開催された「日本薬学会第146年会」において、第一三共株式会社と進めてきた共同研究「協働ロボット及び深層学習を基盤とした液中異物検査の自動化手法の構築」が採択され、ポスター発表を実施しましたのでお知らせいたします。

本研究は第一三共株式会社とエルピクセル株式会社が2022年より取り組んできた包括提携による成果の一つです。注射剤の液中異物検査の自動化を目的として、協働ロボットとAIを活用した異物評価手法を開発しました。本技術により、異物の高精度な分類を実現し、検査の信頼性向上と属人化の低減が期待されます。

【学会基本情報】
学会名:日本薬学会第146年会(大阪)
公式HP:https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/pharm146
会期:2026年3月26日~3月29日
会場:関西大学 千里山キャンパス

【ポスター発表情報】
演題:協働ロボット及び深層学習を基盤とした液中異物検査の自動化手法の構築
発表者:井川 峻哉1、藤森 博行1、大矢 昌沖1、中園 修一1、小川 徹1、長谷川 晋1、河合 宏紀2
(1 第一三共株式会社、2 エルピクセル株式会社)

概要:
注射剤開発における液中異物検査は人の目視に依存しており、熟練した技術を要するため、検査員間での結果のばらつき、気泡の誤認、および外因性・内因性異物※1の識別困難さが課題です。近年、デジタル化の進展により検査技術の自動化が発展している一方で、液中異物検査の分野では取り組み事例は少ないのが現状です。本研究ではこれらの課題を解決するため、協働ロボット※2を用いた搬送・撮像系と、深層学習(AI)による異物分類手法を構築しました。構築したAIモデルは気泡を誤検出することなく、識別の難しい繊維状異物等も高精度で分類できることを確認しました。本手法を用いることで、検査の信頼性向上と属人化の低減に寄与することが期待されます。
※1:内因性異物は薬液中の成分(タンパク質や組成成分など)に由来する異物を指す。外因性異物は繊維など、製造環境から混入した異物を指す。
※2:人と同じ空間で作業できるように出力が制限・制御され、安全柵なしで運用できるロボット。

【第一三共株式会社とエルピクセルの包括提携について】
エルピクセル株式会社は第一三共株式会社に対し、研究領域のみならず開発・製造を含むAI画像解析技術の活用が期待される全てのバリューチェーンを対象として、2022年より包括的に技術支援を行っています。これにより、第一三共社内での潜在的なDXニーズを顕在化させ、新規モダリティの活用による革新的医薬品の創出に向けた様々な業務プロセスの変革と加速化を支援しています。
※2022年7月20日 第一三共株式会社によるプレスリリース
画像AI解析に関するエルピクセル社との共同研究成果及び今後の展開(包括提携契約締結)について

【エルピクセル株式会社について】
エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持ち、医療・製薬・農業分野において画像解析技術、とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウエアを開発してまいりました。医師の診断を支援するAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、創薬に特化した画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。
コーポレートサイト:https://lpixel.net/
公式ブログ(note):https://note.com/lpixel/

【お知らせに関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 広報担当
TEL:03-6259-1713  Email:pr@lpixel.net