2020/05/19
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科学論文の不正画像自動検出システム「ImaChek(イマチェック)」が Nature誌に取り上げられました
2020年5月13日に掲載された総合科学ジャーナルNature誌の記事内で、当社の製品である科学論文の不正画像自動検出システム「ImaChek (イマチェック)」が取り上げられました。出版社の科学論文査読において、学術雑誌出版社とソフトウェア会社が共同し「不正画像」検出に向けた試みが進められていることが紹介されています。記事によると、20,000を超える生命科学論文を調査した結果、約4%の論文に画像の不備が見つかったと報告されています
記事タイトル:Publishers launch joint effort to tackle altered images in research papers
エルピクセルでは、創業当初より「研究公正」に向き合い、科学論文に含まれる画像の改ざんや使い回しを検出するシステムを開発してまいりました。引き続き、発表前の科学論文における品質向上と信頼性担保に貢献してまいります。
【「ImaChek(イマチェック)」について】
公式サイト:https://www.imachek.com/ja/
「意図した不正」のみならず「意図しない不正」から研究を守る
近年、科学論文に含まれる画像の改ざんや使い回しが相次いで指摘され、研究不正として問題視されています。これらには、「意図した不正」だけではなく、画像の扱いに不慣れな研究者らの「意図しない不正」も含まれています。こうした「意図しない不正」を防ぐことで、科学論文の質を向上させ、研究者自身のキャリアと学術界全体の信頼を守ります。
主な機能
1. 画像が組み込まれた発表直前のPDFで入力可能
2. 科学論文に含まれる画像の改ざんや使い回しを自動的に検出
3. 検出・判定結果のドキュメントをダウンロード可能
特長
1. 科学論文の品質向上と信頼性担保
「意図した不正」と「意図しない不正」から科学論文を守ります。
2. レピュテーションリスクの低減
「研究不正」発覚によるレピュテーションリスクを事前に防止します。
3. 検出の自動化により出版までの時間を短縮
これまで手動で行われていた不正画像検出を自動化・効率化します。
【製品に関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 事業開発本部
TEL:03-6259-1972 Email:imachek@lpixel.net
【エルピクセルについて】
エルピクセルは、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持つ東京大学発のベンチャー企業です。創業当初よりアカデミアの研究公正化に向けて、画像の使い回しや不適切な画像処理を検出するシステムの開発・提供をしてまいりました。AMED(独立行政法人 日本医療研究開発機構)が発行するケースブック「公正な研究活動」の一部執筆や、ライフサイエンス研究者向け画像処理セミナーを全国のべ120キャンパス以上で実施するなど、研究公正化に向けた取り組みに努めています。
【プレスリリースに関するお問い合わせ】
エルピクセル株式会社 広報担当
TEL:03-6259-1713 Email:pr@lpixel.net