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2016/04/07

  • プレスリリース

研究画像不正検出システム「LP-Exam Pro 2.0」をリリース

LPixel(エルピクセル株式会社)は、最先端の画像処理技術を応用し、生命科学分野の学術論文の画像を中心に、切り貼りや加工などの不自然な箇所がないかを自動で検出するソフトウェア「LP-Exam Pro 2.0」を開発し、2016年4月7日に販売を開始しました。同社はオンライン版を2014年4月から無償で公開しておりますが、世界で初めてライフサイエンス研究画像に特化した自動判定システムを開発いたしました。
研究論文に含まれる画像に不正な加工や不自然な箇所があるという指摘が、生命科学界のみならず論文捏造をめぐる社会問題として、大きな注目を集めています。LPixelでは2014年4月に、「画像不正検出ソフトウェアLP-Examオンライン版(https://lpixel.net/lp-exam/)」を無償で公開し、数多くの注目を集めました。しかし、オンライン版ではシステムの制限上解析精度を落とさざるを得なく、安易な不正は検出できるものの、高度なものの検出は困難な状況でした。そこで、2014年7月にオフライン版「LP-Exam Pro」リリースし、画像処理技術を最大限活かすことでより多くの不正を検出することが可能となりました。さらに今回の大幅アップグレードでは加工度合いのスコア化による自動判定システムを搭載し、格段に効率的に検出することを可能にしました。このシステムにより、不適切な画像処理を事前に検出し、科学の発展に寄与することが期待できます。

  

▼自動検査機能/スコア表示機能のデモ動画

 

○自動判定機能:指定したフォルダ内の全実験画像に対して,自動的に改変検査を実施します。

自動

○スコア表示機能:「疑わしさ」「まぎらわしさ」 を定量化・スコア化します。
・3段階(Detected:赤, Caution:黄色, Safe:緑)のスコア化機能

スコア

・大量画像に対するスコア化/CSVファイルへの一括出力機能

CSV
本製品のその他実装機能詳細につきましては、「LP-Exam Pro 2.0」製品ページよりご覧下さい。エルピクセルでは今後も膨大化する研究画像データを効率的に解析するソフトウェアの自社開発を進めてまいります。

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